Android端末に、SafetyCoreというシステムが追加されています!
Google側が勝手に追加したアプリのため、一部ユーザーの間で不満の声が挙がっています。
一体どういった機能で、何のために追加されたのか、詳しく探ってみたいと思います。
今回の記事は、『Android system safety coreとは何?センシティブな警告への安全機能?』でお届けいたします!
【この記事でわかること】
- Androidのsystem safety coreの説明と機能
- SafetyCoreにおける安全機能のメリット
- SafetyCoreアプリをアンインストールしても大丈夫?
- Google Messagesの5つの安全機能について
AndroidのSystem Safety Coreとは何なのか?用語の説明と具体的な機能
Android System Safety Coreは、アプリとしても提供されています。
引用元:Google Play
SafetyCoreとはデベロッパーサービス
SafetyCoreは、2024年11月7日にGoogleのシステムサービスとして開発されました。
機能は、安全機能を提供するサービスとのこと。
Googleシステムのリリースノートを見ると、
「センシティブなコンテンツの警告など」を提供するサービスであることがわかります。
では、どういった場合に警告がなされるのか、その機能を見ていきたいと思います。
SafetyCoreの具体的な機能
調査の結果、Android System Safety Coreは、セキュリティ強化システムであることがわかりました。
主な機能を以下にまとめると、
- さまざまな脅威からユーザーを保護するのに役立つ安全機能の提供
- Googleメッセージアプリのセンシティブコンテンツの警告機能の強化
- ヌー〇画像の表示と送信をより詳細に制御できる新機能
上記のような機能が挙げられます。
上記には、「Googleメッセージアプリ」の警告機能の強化とありますが、リリースノートにあったようにデバイス全般の機能だと考えられます。
Androidに関する情報を提供するネット記事によると、
Googleメッセージアプリの機能強化や、ヌー〇画像の表示や送信の制御機能であると、記載されています。
つまり、Androidデバイスにおける、センシティブコンテンツの取り扱いが、以前にも増して強化されたと考えて良いでしょう。
Safety Coreのセンシティブな警告を強化する安全機能のメリットとは?
それでは、センシティブ コンテンツの警告機能を強化することでどんなメリットがあるのでしょうか。
一番の理由は、未成年者のセンシティブ コンテンツの利用を防止することにあると、考えられます。
実際に、Android Authorityの記事の記事を見ると、
「(未成年者が)テキストでヌー〇画像を送受信する可能性」に備えて、強化するアプリだとしています。
そのため、Safety Coreのシステムがあれば、親が監視する必要なく、子供の利用を防止することができます。
Appleの「センシティブな内容の警告」機能
Androidと同様に、Appleにも「センシティブな内容の警告」機能があります。
こちらの機能を利用すると、見たくないヌー〇の写真や動画がデバイスで受信されないように阻止できます。
Apple公式の説明を見ると、
引用元:Apple サポート
手動でオン・オフの設定ができるようですね。
ただ、AndroidのSystemSafetyCoreは、手動ではなく自動で制御されるシステムである可能性が高いです。
実際に、アプリに詳しいサイトの説明によると、
引用元:softonic
「バックグラウンドでシームレスに動作」すると記載されています。
以上を踏まえると、AndroidのSafetyCoreも、Appleと同様の働きをしますが、自動制御である点が、人によって好みの分かれるといえるでしょう。
Android System SafetyCoreアプリはアンイストールしても大丈夫?
SafetyCoreアプリは、システムアプリですが、GooglePlayで検索もできるので、アンインストールしても問題ないでしょう。
またもし必要になれば、インストールし直すことが可能です。
Android版の比較的新しいデバイスであれば、SafetyCoreアプリは、システムアプリとして自動追加されています。
【SafetyCoreアプリのアンインストール方法】
- 「設定」→「アプリ」をタップ
- 「○○個のアプリをすべて表示」を選択
- 検索で「Android System SafetyCore」を入力
- 「Android System SafetyCore」を選択して「アンインストール」
画像でお見せすると、
まず、デバイスの「設定」から「アプリ」に入り、「アプリをすべて表示」を選択します。
次に、右上の検索窓から、「Android System SafetyCore」を検索します。
「アンインストール」をタップすれば、完了です。
もう一度、インストールしたい場合は、GooglePlayから再度インストールすればOK。
おそらく、Android System SafetyCoreアプリを持っていても、何も不都合はないと思いますが、外したい人は、ぜひ試してみてください。
Google Messagesの5つの安全機能もリリース
SafetyCoreに似た機能として、SMSなどのGoogle Messagesにおけるセキュリティ機能が挙げられます。
これらの安全機能の強化は、デバイス全体におけるセキュリティを高めるために、近年盛んに行われていると考えられます。
- 詐欺検出機能
- 危険なリンク対策の強化
- 国際番号からのメッセージ制御
- センシティブコンテンツ警告
- QRコードまたは番号比較による認証の導入
参考:イノベトピア
Google Messagesでは、上記の機能が強化されています。
こうした点から、SafetyCoreのセキュリティ機能も、センシティブの警告以外に、ユーザーが安全に利用できる対策が取られている可能性があると言えます。
今後、このような機能の発展は、加速するのではないでしょうか。
まとめ
今回は『Android system safety coreとは何?センシティブな警告への安全機能?』を特集いたしました。
Android System Safety Coreとは、Googleのセキュリティ強化システムであることがわかりました。
未成年がデバイスを利用する際に、センシティブなコンテンツを制限するために実装されたと見られます。
ただ、勝手に追加されると、ストレージの問題もあるため、正直悩みどころではありますよね。
追加するかどうか、ユーザーの選択制だったら、良かったのかなと個人的には思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!